はじめてのお薬
初めて、コンサータ錠を飲んでみました。
すごい。薬一つで全然ちがう。
あのなぜだかとっても眠たくなる現象が起きないし、
体は軽いし、
頭は働くし、
自然と会話してるし、
変な不安や戸惑いも感じていないし、
本当に、ぜんぜん違う!
なんでずっと飲まなかったのかと後悔するほど。
1日飲んだだけだから、どうなるかはわからないけれど。
感動しています。これでふたりの関係がひどくなるの、減るんじゃないかな…
そう思うと未来は明るく見えますね。
そういえば今日彼女と薬の話をしていると、こんな話に。
彼女「普通の人が毎日生きる中でこういう風にしたいって目標を立てたりするけど、それを実行するのも難しいし、そのうちその目標を立てたことも忘れちゃうって人が多いと思うんだよね。
だから、薬を毎日飲むことでなりたい自分を毎日意識するってことはそれだけですごいことだと思うよ。
今までの自分を変えたいって思い立って病院行って、薬を飲むっていうことがそれだけですごいよ。誇っていいよ。」
私「え?そ、そうかな、でも気づけたのはあなたに出会ったからだよ。ありがとうね。」
彼女「いや、関係上どうしても気づいて変わってもらわないと困るっていうのもあったけど、あなたがかわらないままでもきっと大丈夫だとはおもうよ。」
私「いや、私が嫌だわ(笑)」
というような会話のやりとりをして、その後精神的な病に対しての日本での意識のあり方がよくないという話をしました。
精神的な病院にかかることもよく思われず、さらに薬で治療なんて!みたいな意識、あるよねって。
それによって病を患っているのに病院にもかかれず身動き取れない人、日本にきっといっぱいいるよねって。
悲しいですよねそんなの。
私は「ADHDなんだよね」って言うの結構平気なんですが、その言葉に対する返事が「でもあなたは普通だよ」「私もそういうところあるから気にすることないよ」とか、私を励ますような言葉が多いことが気になります。
普通じゃないから困って、病院行ったのに。
普通じゃないってわかって安心したのに。
むしろ「どういう症状で困ってるの?」って軽く聞いて欲しいのに。
腫れ物に触るようにその話題を終わらせられてしまうことはしばしばあります。
やっぱりこの発達障害というものをよく知らない人たちからは「詳しく聞いてはいけないきがする・どこまで触れていいかわからない」という思いが伝わってきます。
それは他の精神的な病を患ってる方に対しても、そうなのかもと思います。
理解されなくてもいいから、知って欲しいなって思う日々です。
みんな、沖田×華先生の漫画読んでよ!おもしろいよ!